お読み頂きありがとうございます。しおかぜ整骨院 院長の山田 考則です。

　私は地元巻町の生まれで、巻高校を卒業後は接客好きが活かせる職場としてフェリーやホテルで配膳の仕事に就きました。

　忙しくも楽しく働いていた２２歳の時、原因不明の首痛に襲われます。寝込んでしまう時もあるほど悩まされましたが、病院での診断結果は『異常ナシ』。そんな事を言われても痛いんだから何とかしてくれとお医者さんにすがりついても、シップと血の巡りを良くするお薬を処方されるだけで変化を感じる事はなく…。

　別の病院に変えても診断も処方も同じで一向に改善しません。諦めたくない私は「何とか治したい」と次に鍼灸院やマッサージ店など数件の治療院にも通いましたが、改善するどころか悪化の一途をたどりました。

　そんな治療院ジプシーとなっていた私に転機が訪れます。「ここもきっとダメだろう」と投げやりな気持ちで通い始めたある治療院さんで明らかな改善を感じる事になったのです。

「自分の首痛はもう治らないのではないか？　痛みと上手く付合って行くしかない」と諦めかけていた私に希望の光が射しました。

　おかげ様で私の首は今ではすっかり良くなり、当時の先生には「ありがとうございました！ありがとうございました！」と何度もお礼を言った記憶があります。先生が神様に見えました。

　この時に「治療家って良い仕事だな。こんなにも人様から喜んで貰える。これが逆の立場だったらやり甲斐あるだろうな。」と思ったのが私が治療家を目指す事になったキッカケでして、絶望が希望に変わり、希望が憧れに変わったワケです。

　そんな私は２６歳の時に治療家となる為にホテルを退職させて頂き上京。アルバイトで学費と生活費を稼ぎながら専門学校に通い、卒業後は関東の治療院で１３年ほど勤めさせて頂き患者さんと向き合ってきました。

　平成２４年、３８歳になり腕に自信も付いた私は地元で開業すべく新潟に帰郷、しおかぜ整骨院を開院。当所は旧国道１１６号線沿い（トヨタさんの隣）にお店を構えておりましたが、一人でやるには広過ぎる為に平成３０年６月に巻駅前にお引越をしまして現在に至ります。

　私も元々は首の痛みに悩まされていた患者の１人でしたので、不調による辛さ・不便さは身を持って知っています。「早くラクになりたい」「早く日常生活を取り戻したい」、そんなアナタの助けとなるべく全力で施術にあたらせて頂きます。